※嶋崎量、佐々木亮、北周士弁護士らは、12日に「弁護団会議」を開いて訴訟の骨子や日程等を確認しあったようですが、神原元(はじめ)弁護士が常任幹事を務める自由法曹団団員の金竜介弁護士ら二人の弁護士も、懲戒請求者に対し「堂々と人種差別された」として同じ日に提訴(12日)しています。

 自由法曹団は嶋崎弁護士の言う「強力な弁護団」とは別なのかもしれませんが、ここにきて不当懲戒請求された弁護士陣の動きが活発化してきたことは確かなようです。

弁護団会議

 金竜介弁護士は入管関連事件の専門家で、2015年に『余命3年時事日記』のブログ主が扇動して起きた不法滞在(デマ)大量通報事件の時のリストも照合できる立場でもありますから、今回の大量懲戒請求事件と併せて、ブログ主である通称「余命」氏に対し、扇動罪(破壊活動防止法などに処罰規定がある)の疑いも視野に入れて提訴する可能性も考えられます。

 また、懲戒請求者リスト及び不法滞在デマ通報者リストの両方に名前が載っている人物に関しては、当局も関連の古今の捜査の一環で照合、活用することも十分考えられます。

 この稿でも書きましたが、余命氏が扇動した大量懲戒請求問題は、保守陣営だけでなく日本人全体にとって重大な影響を及ぼしかねない深刻な事案です。


■金竜介弁護士
自由法曹団団人。「在特会」関連訴訟で有名。全国においてヘイトスピーチで実効的な法規制(処罰等)を強く求めている。

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神原元 ツイッター

◆弁護士に対する集団による懲戒請求事件で、ただならぬな問題が浮上している。
 懲戒請求者の個人情報が、元「しばき隊」隊員で自由法曹団常任幹事の神原元弁護士から公安警察などに提供される可能性である。神原氏がツィッターでそれを示唆したのだ。

 筆者がこの問題を知ったのは、猪野亨弁護士のブログによる。■出典

 筆者は、知人から問題の「投稿」ツィートを入手した。(神原弁護士は、筆者のツィッターをブロックしている。)それによると、同弁護士は、5月12日に次のように「呟いて」いる。

 私の手元にある懲戒請求者のリスト。これは他の事件の解決にもつながる貴重なリストである。

 公安警察等公的機関で保管して利用すれば犯罪(主にヘイトクライム)の抑止にもつながるかもしれない。

 私個人の被害回復よりそちらに力点を置く考え方も悪くない。そっちの方が正義にかなう。■出典(PDF)

◇スパイ活動を展開

 ところで公安警察とはどのような組織なのだろうか。ウィキペディアは次のように説明している。

 国内的には、極左暴力集団、朝鮮総連、日本共産党、社会主義協会、学生運動、市民活動、新宗教団体、右翼団体などを対象に捜査・情報収集を行い、法令違反があれば事件化して違反者を逮捕することもある。
 さらには、同僚の公安警察官、一般政党、中央省庁、自衛隊、大手メディアなども情報収集の対象になっているとされる。

 情報収集活動の手法は、たとえば特定の組織にスパイを送り込むことで、内部から情報を収集する。共産党員になりすまして、内部から党員のリストを盗み出すとか、宗教団体の信者になりすまして、やはり信者の個人情報を盗みだす。

 最近は、盗聴などにも熱心だと聞く。反政府系の集会やデモに紛れ込んで、「活動家」の顔写真を取るなどは日常茶飯となっている。

 こうした尋常ではないスパイ活動を展開している公安警察に、神原弁護士は懲戒請求者のリストを提供して利用してもらうことを提案しているのだ。
「私個人の被害回復よりそちらに力点を置く考え方も悪くない。そっちの方が正義にかなう」とまで述べている。
(続きはこちら↓で)
MEDIA KOKUSYO

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