福島第2原発廃炉へ

 ◇同原発の使用済み核燃料の貯蔵施設を敷地内に新設する方針

 東京電力の小早川智明社長は24日、福島県の内堀雅雄知事と県庁で面会し、福島第2原発(同県楢葉町、富岡町)全4基の廃炉を正式に表明し、同原発の使用済み核燃料の貯蔵施設を敷地内に新設する方針を伝えた。

 内堀知事は「重く受け止めている。県内原発の全基廃炉実現に向けての大切な一歩だ」と述べた。
 貯蔵施設の新設計画については「今後協議した上で回答したい」とした。
 核燃料の最終的な行き先が不透明な中での貯蔵施設新設は、保管長期化へ懸念が生じそうだ。

福島県内の原発10基すべてが廃炉に

 面会には楢葉、富岡両町長も同席。地元の了解が得られれば、東電は月末に予定する取締役会で正式決定する方針。
共同通信 7/24(水)


◇福島県内の原発10基すべてが廃炉に

小早川智明社長 福島第二原発について、早ければ今週にも、東京電力の小早川智明社長が県庁を訪れ、全基廃炉を内堀知事に直接伝えることがわかった。

 福島第二原発を巡っては去年、東京電力の小早川社長が県庁を訪れ、全基廃炉の方針を示していて、今月中にも、第二原発の全基廃炉を正式決定する方針。

 日程について、関係者によると、早ければ今週にも小早川社長が県庁を訪れ、知事に直接伝えることが、あらたに分かった。

島第2原発、全4基の廃炉を表明

 第二原発の廃炉が決まると、事故を起こした第一原発と合わせて、県内の原発10基すべてが廃炉になる。
福島中央テレビ 7/23(火)

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