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【余命3年時事日記】不当な大量懲戒請求呼びかけ、弁護士が扇動者=ブログ主の情報求め提訴(再掲) →インターネット上の扇動を背景に約3000件の不当な懲戒請求を受けた弁護士が、「ブログ運営者も共同不法行為に当たる」「投稿が呼びかけた行為(懲戒請求)で権利を侵害された」として、サーバー管理会社に余命氏の個人情報開示を請求

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※余命氏は高島平のUR賃貸住宅(賃貸契約している部屋で法人登記)からすでに転居しているもよう。(★1参照)
 集団訴訟名目で懲戒請求者約1000人のうち推定500人超から集めた訴訟費用各5万円(訴額・各1000万円の印紙代等)は、余命氏の「基金口座」にプールされ、それらは基金扱いとなるため返還はされない旨、漠然とブログで説明があったようです。
 複数の弁護士から提訴され、仮に余命氏に送金した訴訟費用も留保のまま見通しが立たないとなると、いわゆる“余命信者”の方々は経済的にも行き詰まり、遠からず絶望的な状況を迎えることも考えられます。

約500名から入金
2018年8月16日

5万円の負担は訴訟基金である
2018年8月15日


★1
UR都市機構によると、「禁止事項・注意事項」として以下の記述があります。
(2)UR都市機構では、住宅の全部または一部を他人に転貸したり、住宅を借りる権利を他の人に譲ったりすることは一切禁止しています。
また、たとえば民泊行為等、住宅を居住の用途以外に使用することはできません(ただし、UR都市機構の承諾を得て、住宅の一部を子育て支援事業や高齢者支援事業、あんま、はりきゅう等、団地にお住まいの方の利便に役立つ仕事に使える場合もあります)。
 このような事実がわかった場合は、UR 都市機構はただちに契約を解除し、住宅の明け渡しを求めるとともに、損害賠償金を請求することとなります。

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懲戒請求
8月14日 夜9時~10時54分放送「仰天ニュース2時間スペシャル」(日テレ)

※「匿名で懲戒請求が出来る。個人情報が弁護士に伝わることはないから大丈夫」という自称三代目余命氏の言葉を真に受けたネット民1000人に対し、司法府はどんな判断を下すのか。

 5月16日に行われた佐々木亮弁護士、北周司弁護士による記者会見以降、少なくとも7人の弁護士が提訴の意志を明らかにし、すでに裁判が開始されているケースもあるようです。

 第一号は神原元弁護士(武蔵小杉法律事務所)ら2名が都内の女性に対し、計105万円の損害賠償を求めた訴訟で、6月29日に第一回口頭弁論が行われました。(提訴は5月9日付‐東京地裁)


◆訴状の概要、及び105万円の内訳は以下の通り。
平成30年(ワ)第14392号 
「違法行為の事実なし」
「不当な懲戒請求の申し立てにより名誉を侵害された」
「対応する時間と労力を費やさざるを得なかった」
「弁護士1人あたり50万円の賠償+弁護士費用を請求する」

※番組自体は佐々木弁護士らのインタビューなどをもとに構成されているものと思われますが、詳しい事は分かっていません。興味がある方はぜひご覧下さい。

 ネットでの中傷被害事件の当事者となったスマイリーキクチ氏が以下のようにツイートしています。

@smiley_kikuchi 
ネットの情報を信じ込み、複数の弁護士に「懲戒請求」をした結果、大勢の人物が損害賠償責任になった事例もやるそうです。 
“軽い気持ち”の後には“重い責任”が待ち構えている。 
普段、インターネットを利用されている人は見た方が良さそうですね。 
午後11:00 · 2018年8月13日 

スマイイーキクチ 

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女子高生コンクリート詰め殺人事件(未解決部分あり)
 →ネットで誹謗中傷、脅迫などを受けたとしてスマイリーキクチ氏が複数名の男女を提訴