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【ソウル時事】
 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は3日、金正恩朝鮮労働党委員長が新たに製造された大陸間弾道ミサイル(ICBM)の弾頭部に装着する水爆を視察したと報じた。
 同通信は開発した核弾頭について、電磁パルス(EMP)攻撃も可能な多機能弾頭と伝えた。
 北朝鮮がEMP爆弾を開発している可能性は指摘されていたが、当局が公式に認めたのは初めて。

 金委員長は「強力な核兵器を思い通りにどんどん製造できるようになった」と述べた。水爆を弾頭化したことを誇示し、米国をけん制する狙いがありそうだ。

 同通信は水爆について「攻撃対象によって、威力を数十キロトン級から数百キロトン級まで任意に調整できる」と説明。

 さらに「大きな殺傷・破壊力を発揮するだけでなく、戦略目的により、高高度の空中で爆発させ、広い地域に極めて強力なEMP攻撃まで加えられる多機能化された核弾頭だ」と伝えた。
時事ドットコム (2017/09/03)

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