小室圭の名前が新入生名簿から消えた

 ついに渡米し、NYでのキャンパスライフをスタートさせた小室さん。現地を取材すると、新生活をエンジョイする様子が伝わってきた。一方で、重苦しい雰囲気が漂う秋篠宮家。娘の想いを慮るあまり逡巡してきた父が、いよいよ最終決断を下す日が刻一刻と迫っている。

 8月17日、ニューヨーク市マンハッタンに位置するフォーダム大学ロースクールの教室には、200人近くの留学生が集まっていた。ドイツ、中国、日本……国際弁護士を目指して世界各地から集まった留学生たちが席を並べる中、最前列に陣取り、熱心に講義を聞くひとりの留学生がいた。小室圭さん(26)だ。

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NYでの通学風景

――以下、有料記事につき要約――

◇「ニューヨーク生活を満喫している」別の留学生
「8月から授業が始まる留学生のためのオリエンテーションが行われ、米国法のシステムや著作権を巡る裁判事例など様々なテーマの講義が行われたが、彼は一番前の席にライトブルーのサマージャケットに茶色のパンツ、ワインレッドのドレスシューズという、お洒落な出で立ちで、ひと際目立っていた」

 昼休みには、コーラを片手にピザを頬張り、時には流暢な英語で、他の留学生との会話に花を咲かせていた。

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クラスメイトと談笑

◇8月7日に、日本を発って2週間。

「小室さんは、『Can I connect (連絡先聞いてもいい? )』
『Do you have “WhatsApp”(メッセージアプリのワッツアップやってる? )』と、初対面のクラスメイトにも、積極的に話しかけていました。別れ際には、『今度、飲みに行こうよ!』と約束を取り付けていた」(同前)

 昨年9月の眞子さま(26)との婚約内定発表以来、常に渦中にいた小室さんにとって、米国は伸び伸びと過ごせる場なのかもしれない。

小室圭

◇異例ずくめの出国と秋篠宮様の憂鬱

「小室さんはあえてマスコミが大勢いた検査場ではなく、空港関係者用の検査場から中に入ったようです」(同前)

「小室さんは空港に着くなり一時間数万円の有料待合室に入り、何時間も友人たちと過ごしていました。搭乗口に現れた際には、5~6人もの護衛を引き連れ、デルタ航空デトロイト行きの便に堂々と乗り込んでいきました」(空港関係者)

秋篠宮

◇『娘の意志に任せる』 → 『(小室さんに)娘を任せられない』

「これまでの秋篠宮さまは『娘の意志に任せる』と干渉しないお立場でしたが、、小室さんの母親の借金トラブルや、突然の米国留学などの問題により、秋篠宮さまも『(小室さんに)娘を任せられない』と思われるようになり、来年の御代替わりの前までに決着をつけると“最終決断”に向けてご意志を固めつつあるようです」(宮内庁関係者)

 秋篠宮さまの“最終決断”を示唆する2つの出来事があった。一つは8月4日、小室さんが、渡米前に眞子さまと会うために、赤坂御用地の秋篠宮邸を訪れた時のことだ。

「東宮と関係のない小室さんは、秋篠宮邸を訪れるために巽(たつみ)門ではなく東宮御所正門を使うという異例の訪問。しかも皇太子ご夫妻が御公務でご不在中にだったため、不信感を持たれた」(同前)

 もう一つ、“最終決断”を窺わせるのは、朝日新聞報道だ。8月8日の朝刊一面に、「『納采の儀 現状では行えない』秋篠宮ご夫妻 小室さんに」との記事を掲載したのだ。

「週刊誌報道が先行する中で、これまで小室さん騒動にはほとんど触れてこなかった新聞が、一面に掲載した衝撃は大きかった」

 翌9日に行われた宮内庁長官の定例会見では各社から質問が殺到したが、山本信一郎長官は、「事実関係を承知していない」とかわすばかりで朝日記事の内容を否定せず、「必要なお支えをしていく」と言うに留めた。

「記事は無署名でしたが、秋篠宮家と近いとされる、宮内庁担当キャップの島康彦記者が書いたとの推測がもっぱらです。秋篠宮さまに『納采の儀を行わない』、つまりは破談にする、というご意向があり、その話を以前から聞いていた朝日は、小室氏渡米の翌日というタイミングで報じたのでしょう」(皇室ジャーナリスト)

 一方で、12日には高円宮家・三女の絢子さまと、お相手の守谷慧さんが「納采の儀」を行っている。

 この日、「納采の儀」の使者として高円宮邸を訪れた、守谷さんの親族・近藤達也氏がその時の印象を語る。

「絢子さまは早くに父親の高円宮さまを亡くされ、慧さんもお母さんを亡くしているので、そのことを踏まえて、絢子さまが『この世の中、何が起こるか分からない』という旨のことを仰っていました。『しっかりと生きていかなければいけない』と相当なご覚悟を持って結婚に臨まれていることが分かり、今時の人にはない凄みを感じました」
 絢子さまは10月29日に、明治神宮で結婚式を挙げられる予定だ。
 ひとつ年下の眞子さまの心中はいかばかりか。


眞子様

「眞子さまには、学習院女子中・高時代から仲の良い親友のA子がいました。中学生の時に、眞子さまが『ケンタッキーってどんな味?』と不思議そうにされているのを見て、初めて連れて行ったのもA子でした」(眞子さまの知人)

「婚約報道が出る前ですが、A子のもとに眞子さまから電話があって、『あの約束、覚えてる?』と聞かれたそうです。当時小室さんとの結婚を控えていたため、喜びの絶頂にあった眞子さまは、約束通りA子を結婚式に招待しよう、とお考えになったのでしょう」(知人)

 しかし、その後、眞子さまと小室さんの結婚は延期の一方で、今年4月にA子さんが結婚をすることになり、結婚式の招待状を眞子さまに宛てて送ったという。

「いつまで待っても眞子さまからのお返事は来なかった。A子の結婚式は7月22日に予定されていたのですが、眞子さまからお返事があったのは、7月に入ってから。電話で『ブラジル訪問があるので欠席します』と言われたそうです」(同前)

天皇陛下

 一方で、孫娘を思う美智子さまにとっては、秋篠宮さまの“最終決断”は遅すぎるくらいかもしれない。

「美智子さまは、小室さんの件で紀子さまに対して折に触れて『もっと秋篠宮が積極的に行動してくれたらよいのだけれど』とお伝えになっているようです」(別の宮内庁関係者)
 ここまで美智子さまが心配されるのには理由がある。それは、秋篠宮家がこれまでにない非常事態の兆候を示しているからだ。

「どうやら秋篠宮家は、月次(つきなみ)和歌を送られていないようなのです」
 深刻な表情でこう語るのは、ある千代田関係者だ。

 月次和歌とは、平安時代から脈々と続く皇室の伝統文化だ。
「天皇陛下が月ごとのお題を決められて、皇族の方々は、それに合った和歌を詠み、短冊にしたためるのです。それが陛下のもとに届けられて、ご覧になる」(元宮内庁和歌御用掛の岡野弘彦氏)

 月次和歌のお題は『本』、『光』など名詞の時もあれば、『重なる』『動く』など動詞のこともある。平成に入ってからの一覧表があり、同じものは2度と選ばれない。毎月、和歌を提出するので“月次”と言い、顔を合わせるわけではないが、その催しは月次歌会と称されている。

「この月次和歌を秋篠宮家は、最近、提出されていないという。これは大変深刻な事態です。両陛下は届いた歌を通じて、その人の気持ちをお知りになる。その重要なコミュニケーションツールを途絶させてしまっており、皇后さまはそうした状況を大変心配されています」(前出・千代田関係者)

「秋篠宮家は、ここのところ月次和歌は出されていません。秋篠宮家はやはり色々、皇室の問題があるから……。眞子さまも私的なことでお忙しくて、月次和歌を出されていないのは事実です。私は今年5月から(この職に)就きましたが、今月に至るまで作品を見ていません」(和歌御用掛)

 憂慮の念を募らせる皇室をよそに、小室さんは国際弁護士を目指して、向こう3年間は米国で留学生活を送ることになる。

 しかし、横浜市内の小室さんの自宅マンション前には依然として、警備のための「ポリスボックス」が置かれたままだ。中に警官の姿はなく空っぽの状態。「警護すべき小室さんが日本にいないのに…」とマンション住民も不審に思っているという。

小室家前のポリスボックス

「実は、小室さん母子が『たまには日本に帰ってくるから』と言うのですが、帰ってくる時期を明確に伝えてくれるわけではない。なので警備計画も立てられないのです。とりあえずポリスボックスは帰国時に備えて置いたままにしています」(警察関係者)

 11月22日のサンクスギビング・デー前後にフォーダム大は大型連休に入る。寮に住む学生も多くは家に帰ったり、旅行に出かけたりするという。小室さんが帰国するとすれば、その時、秋篠宮さまは、小室さんに“最終決断”を伝えることになるのだろうか――。

(週刊文春 2018年8月30日号)
※禁無断転載 (C)文藝春秋
「週刊文春」編集部 8/22(水) 

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