皆川洋美、島田度、池田賢太
皆川氏、島田氏はきたあかり法律事務所、池田氏は北海道合同法律事務所所属

■事件番号:令和元(ワ)1671

 朝鮮学校への補助金停止の反対声明に賛同した札幌の弁護士に大量の懲戒請求が出され、この弁護士が損害賠償を求めている裁判。被告側は争う構えを示しました。

 訴えているのは札幌の島田度(わたる)弁護士、皆川洋美弁護士、池田賢太弁護士です。
 3人は、弁護士会が出した朝鮮学校の補助金停止に反対する声明に賛同したなどとして、全国から大量の懲戒請求を受けました。

札幌地裁

 3人は、これが人種差別につながりかねない共同不法行為だとして道内で懲戒請求した市民52人を相手取り1650万円の支払いを求めています。

 原告:島田度弁護士「(被告側の行為は)平等で公正な日本社会に対する攻撃、社会が受ける損害である」
 23日(11時~)の初弁論で被告側は「人種差別の意識は全くなく訴訟を起こして社会の差別を煽っているのは原告側だ」として争う構えを示しました。
HTBニュース 12/23(月) 

 島田弁護士は「差別に反対する人を攻撃して萎縮させようという狙いは明らかで、ヘイトクライムだ。『ばかなことをしたね』で終わらせるわけにはいかない」と話した。
SANSPO.COM 

大量懲戒請求

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