※平成14年、北朝鮮に拉致された5人の方々が数十年ぶりの帰国を果たしました。
 以来16年、拉致被害者全員の無事帰国を願う国民の期待は裏切られ続け、最後の望みをかけた米朝首脳会談も期待はずれとなりそうですが、我々日本人は決して諦めません。

横田めぐみ
13歳で拉致された横田めぐみさん

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拉致被害者 平成14(2002)年9月17日、金正日が拉致を認めて謝罪し、5人の拉致被害者の皆さんが数十年ぶりに日本に帰ってきました。
(注:謝罪はしたが、拉致被害者の報告等には嘘が多かった)

 その時、当時の小泉純一郎首相に命じられて専任で拉致被害家族の支援を担当することになった中山恭子さん。
 柔らかい物腰ながら過不足なく的確に語る姿が印象的でした。

nakayama あれから16年、すぐにでも全員帰ってくるものと思っていた国民の期待は棚上げにされたまま、現在に至っています。

 なぜ救いに行けないのか、どうしたら助け出せるのか。

 私たち日本人は拉致被害者のことを忘れたわけでも、救出を諦めたわけでもありません。
 安倍首相は「全員を返さない限り、北朝鮮に未来のビジョンはない」と、経済制裁の強化を含め究極の制裁も辞さないと明言しています。

 私たち一般国民は、拉致被害者の皆さんを取り戻すために安倍首相をはじめ、拉致議連、救う会の方々に頼るしかありませんが、問題解決に向けてひとり一人が声をあげ、世論の高まりと強い意志、行動を示す必要があると思います。
 

 ◆ある日突然、北朝鮮の工作員に連れ去られた皆さん◆

 有本恵子さん(左から2番目)
arimoto 

田口八重子さん(左端)
田口八重子

増本るみ子さん(中央)
増本るみ子 

横田めぐみさん(中央)
横田めぐみ
 
松木薫さん
松木薫

市川修一さん(下)
市川修一

松本京子さん
松本京子 

◆拉致疑惑失踪者の皆さん
拉致疑惑失踪者 

 「拉致された方々全員を返してください」と、ご家族の皆さんと共に呼びかけ続けましょう。

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