cc

 千葉県我孫子市で3月、ベトナム国籍で同県松戸市立六実(むつみ)第二小3年のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、県警が収集したカメラの映像に、リンさんに似た女児が澁谷恭正(やすまさ)容疑者(46)(死体遺棄容疑で逮捕)のキャンピングカーに乗る姿が映っていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 リンさんが行方不明になった同月24日朝に撮られたという。
 県警は車両が事件で使われたとみて、押収して調べている。

 澁谷容疑者はキャンピングカーと軽自動車を所有。
 地元住民によると、普段は軽自動車を自宅に、キャンピングカーを約140メートル離れた駐車場に止めていた。
 駐車場とリンさんの自宅は直線距離で約340メートル離れている。
読売新聞4/16(日) 

        *

sibuya◇逮捕のPTA会長、キャンピングカーにリンさん連れ込む?

 千葉県我孫子市でベトナム国籍の小学3年レェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9)=同県松戸市六実(むつみ)5丁目=の遺体が見つかった事件で、県警は、自称不動産賃貸業の澁谷恭正(やすまさ)容疑者(46)=死体遺棄容疑で逮捕=が、自宅近くに止めたキャンピングカーにリンさんを連れ込んだ疑いがあるとみて14日、このキャンピングカーを押収した。

 捜査本部は14日朝、澁谷容疑者を逮捕し、自宅近くの駐車場に止めたキャンピングカーと、普段使っていた軽乗用車を押収。
 駐車場の管理会社はこのキャンピングカーについて、澁谷容疑者が5年ほど前から契約して止めていたが、「年に何回か動かすかどうかだった」と証言した。
 近くの住人の男性は、車内で電気をつけて数時間過ごす澁谷容疑者を見かけることがあったと話した。

 捜査本部もこうした証言を得ており、リンさんが自宅を出て直後に行方不明になっていることなどから、澁谷容疑者がリンさんをキャンピングカーに連れ込んだ可能性があるとみて、車内などを調べる。

 澁谷容疑者はリンさん宅から約300メートル離れたマンションに住み、リンさんが通っていた市立六実第二小学校の保護者らでつくる「二小会」の会長だった。
 同居する女性と小学生の子ども2人と暮らしていて、通学路で児童の見守り活動を続けていた。リンさんが行方不明になった日は参加していなかったという。
朝日新聞デジタル
4/15(土)


◆関連記事
【ベトナム人女児殺害】近所に住むPYA会長の澁谷恭正(やすまさ)容疑者(46)逮捕 死体遺棄容疑 →現場の遺留物と澁谷容疑者のDNA型が一致

[事件当日は《見守り》をしておらず、「捜索活動時もマスクをかけて口数も少なかった」(近所の住民談)]
sibuya