ギャラリーレア梅田店

 ◇カメラリレーで強盗逮捕

 先月、大阪・北区のブランド品の買い取り店に押し入って現金150万円を奪ったとして、29歳の会社員の男が強盗の疑いで逮捕されました。 
 逮捕されたのは、東大阪市新庄の会社員、福島弘己容疑者(29)です。 
 警察によりますと、福島容疑者は先月25日、大阪・北区堂山町のブランド品の買い取り専門店「ギャラリーレア梅田店」に押し入って、店長の男性に包丁を突きつけて脅し、現金150万円を奪ったとして強盗などの疑いが持たれています。 

 警察が犯行前後の防犯カメラの映像をたどった結果、福島容疑者がおよそ10キロ離れた自宅近くから
電車を乗り継いで店に向かう様子が確認できたということです。 

 警察によりますと、調べに対し容疑を認め、「借金があり、これ以上借りられるところがなかったので強盗を決心した」などと供述しているということです。 
NHK 2018/01/09 
(リンク先動画ニュースあり)

防犯カメラ

 ◇最少109万件 防犯カメラ普及、窃盗が減少ー警察庁

 警察庁は14日、全国の警察が2015年に把握した刑法犯件数(認知件数)は109万9048件(前年比9%減)で戦後最少だったと発表した。ピークだった02年(285万3739件)から約6割減少した。減少分の約9割は窃盗が占めており、少年犯罪が減ったことも影響している。
 警察幹部は「防犯カメラの増加など官民挙げた街頭犯罪対策の効果が出た」と話している。
 これまでの戦後最少は1973年の119万549件だった。(2016年1月14日)


 ◇防犯カメラの設置によって刑法犯認知件数が25.9%減

 警察庁の「警察が設置する街頭防犯カメラシステムに関する研究会」の報告によると、2009年12月神奈川県の川崎警察署管内で街頭防犯カメラシステムの運用を開始したところ、2010年の刑法犯認知件数が2007年に比べ25.9%減少した。
 周辺住民の約4割はカメラの設置によって犯罪被害の危険が減ったと感じている。

刑法犯認知件数


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