(参考)
 中国の遼寧省葫芦島市にある人民解放軍・葫芦島海軍基地には、新しい原子力潜水艦23隻が配備されており、浙江省東部の沿岸には核ミサイルが631発配備されている。

 631発の核ミサイルのうち半数は日本の4大軍港である呉、横須賀、沖縄、佐世保や日本の都市部に照準が合わされており、24~72時間以内に海上自衛隊及び日本全土を壊滅状態にできるといわれている。
[中国メディア・雷霆軍事網]
RecordChina


中国当局は5月、中国遼寧省と浙江省で 「スパイ行為」に関わったとして日本人男性2人を相次いで拘束
(朝日新聞デジタル)

 関係筋によると男性2人は民間人で、中国には住んでおらず、日本から渡航して拘束された。
 中国の反スパイ法と刑法が根拠となっているという。
 1人は遼寧省の中朝国境地帯で、もう1人は浙江省の軍事施設周辺で拘束された。

 習近平(シーチンピン)指導部は「海外の反中国勢力」の流入を警戒し、取り締まりや監視を強めている。
 中国側は、男性2人の行動において、日本政府の指示があったかどうかについても調べている模様。

※2014年11月、スパイ行為を具体的に定義した「反スパイ法」を施行。
 国内外の組織や個人が国家の安全に危害を及ぼす活動や、国家機密を盗み取ることなどをスパイ行為と定めた。


【遼寧省葫芦島市の海軍基地造船所】
本土と葫芦島との間は完全に埋め立てられ、鉄道も引かれている。
葫芦島市は、緯度でいえば日本の津軽海峡あたりとほぼ同じ。


【葫芦島と大連】
大連から葫芦島までは車で約5時間半。



※大連と対岸の山東省煙台の間の渤海海峡にはフェリーが運航中だが、世界最長となる海底トンネル「渤海海峡跨海通道」(約123㎞)の建設も計画されている。