kim

※北朝鮮による5回目の核実験(2016年9月9日)のあと、アメリカ国務省のソン・キム北朝鮮政策特別代表(現駐フィリピン米大使)が中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表と長時間にわたって電話会談を行った。
 その時に、武大偉は「六者協議再開のために、金正恩との交渉に自分が動く」と約束したといわれている。
 が、序列の低い武大偉が訪朝して説得を試みても金正恩が聞く耳を持つはずもなく、中聯部(中国共産党中央委員会対外連絡部)の“お使い”として軽く無視されて終わり。
 金正恩の暴走が止まらない北朝鮮は、関係各国が厳戒態勢を敷く中、今月中にも6回目の核実験に踏み切るのではないかと言われている。

 北朝鮮は5回目の核実験で「核弾頭の搭載ができるようになった」と主張しており、今後も核弾頭ミサイル技術完成のための実験を繰り返す意欲満々である。
 核武装を強化して政治的な「中国離れ」を推し進めるとともに、ヒトラー政権時代の経済政策を専門部局に研究させるなど、経済面での中国依存を相殺するという金正恩の目論見もうかがえる。
 アメリカも「北朝鮮に対し、体制転換を求めない」と言っている以上、金正恩の頭の中に「亡命」という選択肢はないと思われます。
 万が一あったとしても、金正男暗殺の件で国交断絶まで検討していたマレーシアが暗殺の首謀者を受け入れる可能性はほぼあり得ないでしょう。(再び化学兵器などを使った暗殺の舞台になる恐れがある)

 昨年、金正恩の健康管理役が日本に亡命したという話も漏れ伝わっているので、亡命よりも健康状態悪化に乗じて“不測の事態”が演出され、結局……の可能性のほうが高いのではないかという気もしますが。
(注:あくまでも筆者の個人的な観測です)

             *

大紀元
 北朝鮮が新たな核実験に踏み切るかどうか注目を集める中、中国当局が、金正恩朝鮮労働党委員長に亡命するよう説得しているとの可能性が伝えられている。

 韓国紙「朝鮮日報」(10日付)は、現在韓国国内の情報誌の内容を引用し、「4月末までに、中国当局が金正恩委員長の亡命を説得する。説得が失敗に終われば、米国は先制攻撃を加える」と報じた。

 ◇中国当局、過去にもカンボジア国王を亡命 ポルポト政権誕生前

 在米中国問題専門家の石涛氏も、中国語ラジオ局「希望の声」の評論番組で同様の見解を述べた。

 「金氏に対して圧力をかけ、自ら政権を離れて亡命するよう説得している可能性が高い。中国当局は過去、故ノロドム・シハヌークカンボジア国王を保護したことがある。金氏に対しても、例えば、マレーシアなど他の国に亡命させ、その後の面倒をすべてみるのは十分考えられる」と述べた。

 石氏は、金正恩氏が他の国に亡命となれば、北朝鮮の金政権が崩壊し、韓国と統一していくとの見通しを示した。

 一方、金正恩氏は30歳前に最高指導者の立場につき、周辺幹部の粛清などで独裁体制を強めている。
 韓国の情報機関『国家安保戦略研究院』によると、2011~2015年までに金正恩政権は、100人以上の朝鮮労働党幹部を処刑している。金正恩氏が、亡命によりその地位を安易に放棄するかどうかは不明。
大紀元


※大紀元
 気功集団「法輪功」が発行している新聞。
 代表の李洪志はCIAから資金援助を受けているとも言われており、記事内容は基本的に“反共”のスタンス。