※某メジャーリーガーも吉本興業とマネジメント契約したことでギャラの9割がピンハネされたと話題になったこともありましたが、吉本の凄まじい「搾取」と“サービス営業”の強制などのブラック企業ぶりは業界でも暗黙の了解事項となっているようです。

 野球選手などはタレントが本業ではないのである程度距離を置くことはできますが、所属芸人・タレントは仲間内でも会社を批判したり愚痴をこぼしたりするとすぐに密告され、仕事がもらえない&芸能界から干される恐れがあるということで、“言論封殺”が堂々とまかり通っているようです。 *
 お笑いタレントの明石家さんま(63)が、20日に放送された大阪・MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、闇営業問題で吉本興業からマネジメント解除を通告された雨上がり決死隊・宮迫博之(49)らの一連の問題について言及。「フリーになったんやから、できればウチの事務所に欲しい。どこかの事務所も狙っているかもしれんけど、ウチも声を掛けてみよう」と、自身の個人事務所「オフィス事務所」で雇う意向を明かした。

宮迫 田村亮

 番組は、宮迫の契約解除が発表された19日午後1時以降で、ロンドンブーツ1号2号・田村亮(47)と20日午後3時から緊急会見した以前に収録されているとみられる。
 それでも、さんまは「会社、芸人サイドそれぞれの立場はあるけど、なにがあっても俺は芸人サイドの味方。宮迫をフォローしたい」といい、「そんなことを言うなら会社を辞めてくれ、と言われても仕方がない。契約してないから」とまで言い切った。

 宮迫は、さんまが司会を務めるMBSテレビ「痛快!明石家電視台」の準レギュラーで、付き合いは長い。「会社(吉本興業)も、宮迫、手放すか〜!?」と話芸を買っている様子で、宮迫を個人事務所で正式採用した場合「(ギャラの)2割振り込んでもらえたら」とシミュレーションした。

 一方、雨上がり決死隊が司会を務め、存続が危ぶまれているテレビ朝日系「アメトーーク!」については「俺がやる。大雨トーク、どしゃぶりトークにする」と笑わせていた。