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[望月容疑者の逮捕、辞職を受けて謝罪をする飯島尚敏副市長(中央)ら‐山梨]


 ◇逮捕の望月清賢(せいき)市長「市政混乱の責任取る」‐辞表受理される

 山梨県山梨市の職員不正採用事件で、警視庁に虚偽有印公文書作成などの疑いで逮捕された市長の望月清賢容疑者(70)が12日、弁護人を通じて市議会議長に辞表を提出し、受理された。

望月清賢(せいき)容疑者(70)
[望月清賢(せいき)容疑者(70)]

 議長は同日、公職選挙法に基づき、市選挙管理委員会に辞職を通知。50日以内に市長選が実施される。

 市議会は同日、全員協議会を開き、出席した弁護人が、辞表には「事件による市政の混乱の責任は全て私1人にある。その責任を取り退職する」と理由が書かれていたと明らかにした。

huku 飯島尚敏副市長(右)は記者会見で「関係の皆さまに多大なご迷惑とご心配をお掛けした。心より深くおわび申し上げる」と謝罪した。

 望月容疑者は、昨年に実施した市職員の採用試験で、特定の受験者を合格させるため、点数を水増しして虚偽の書類を作成するなどした疑いで逮捕された。
 市は、不正に採用された職員の扱いについては、捜査状況を見ながら検討するとしている。
産経ニュース2017.8.12



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