※維新の会がまた「条件付きの女性宮家創設案」?なるものを出しているようなので再掲いたします。
衛藤晟一氏は安倍首相が絶対の信頼を置いているといわれる側近中の側近です。

※(衛藤晟一氏の)旧宮家の皇籍復帰案は歓迎しますが、「現存する宮家が養子を 迎える形」という部分が引っ掛かります。 というか、容認できません。
 結局は「婿養子」などの拡大解釈の余地を残し、高森明勅氏などが主張する女系と男系の混合(双系主義)を許容していく流れになり、なし崩し的に女系天皇への道筋をつけようとする政治的な意図がある ような気がするのです。

【皇室典範】第九条で禁じられている「養子」を認めるという方向に皇室典範を変えるのではなく、シンプルに特措法で東久邇家などを復帰させるのがいいのではないでしょうか。

養子の禁止
【皇室典範】第九条 天皇及び皇族は、養子をすることができない。

衛藤晟一
「旧皇族の皇籍復帰を」衛藤晟一首相補佐官

 衛藤晟一首相補佐官は21日夜のBSフジの番組で、安定的な皇位継承を実現する方策について「旧皇族の中に大勢の独身男性がいる。その方々がどういう形で皇籍を取得することが可能かだ」と述べ、戦後に皇籍離脱した旧皇族の皇籍復帰を検討すべきだとの考えを示した。

 衛藤氏は皇籍復帰の仕方について、現存する宮家が養子に迎える形などが考えられると指摘。
「女性宮家の議論の前に本来努力すべきことがある。今まで126代にわたって男系(の皇位継承)で続いている」と語り、女系天皇に安易に道を開くべきではないと強調した。
時事ドットコム 2019年05月21日

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