●18日、米空軍のB1戦略爆撃機(先頭の2機)や、海兵隊のF35最新鋭ステルス戦闘機(下の4機)が参加して行われた米韓共同訓練(韓国国防省提供、共同) 
共同訓練


【ソウル共同】
 韓国国防省によると、米空軍は18日、B1戦略爆撃機2機とF35最新鋭ステルス戦闘機4機を韓国に飛来させ、韓国空軍のF15戦闘機と共同訓練を行った。 

 核実験と弾道ミサイル発射を続けている北朝鮮に対し、大規模攻撃が常時可能だと見せつけ威嚇する狙いとみられる。 
 韓国当局がB1とF35の韓国飛来を公表するのは8月31日以来。 

 韓国の文在寅大統領とトランプ米大統領は17日に電話会談し、北朝鮮が挑発を続ければ「没落の道」に進むことになるとして制裁を強めることで一致。 
空軍の共同訓練で米韓軍の協調をアピールしたいとみられる。 

 ただ、米韓はB1の韓国飛来と共同訓練を度々繰り返してきたものの、北朝鮮がミサイル発射などをためらう気配はなく、韓国内でも効果に疑問の声も出ている。
産經新聞(共同通信):2017.9.18 

b1
B1戦略爆撃機