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 ことしの防衛白書の素案が明らかになり、北朝鮮が今月4日に発射した弾道ミサイルについて「ICBM=大陸間弾道ミサイル級と考えられる」としたうえで「北朝鮮がミサイルの長射程化や核兵器の小型化を実現した場合、強く懸念すべき状況となり得る」と指摘しています。

 素案では北朝鮮の核・ミサイル開発や運用能力の向上を「新たな段階の脅威」と位置づけ、「発射台つきの車両や潜水艦からの発射など、奇襲的な攻撃能力の向上を図っている」と分析しています。
また今月4日に発射した弾道ミサイルについては「ICBM=大陸間弾道ミサイル級と考えられる」としています。

 そのうえで「北朝鮮がミサイルの長射程化や核兵器の小型化を実現し、アメリカに対する戦略的抑止力を確保したと過信した場合、わが国としても強く懸念すべき状況となり得る」と指摘しています。

 一方、中国については「去年12月に空母『遼寧』の西太平洋への進出が初めて確認され、海上戦力の能力向上を示すものとして注目される。中国海上戦力の日本海における活動も今後活発化する可能性がある」としています。

 防衛白書は来月初めにも閣議で報告され、公表されます。
NHKニュース


防衛白書
●2017年 「北朝鮮がミサイルの長射程化や核兵器の小型化を実現した場合、強く懸念すべき状況となり得る」(素案)

●2016年 「北朝鮮がすでに核兵器の小型化、弾頭化の実現に至っている可能性も考えられる

●2015年 「北朝鮮がすでに核兵器の小型化、弾頭化の実現に至っている可能性を排除できない


※北朝鮮が「核兵器の小型化、弾頭化」のプロセスを確実に進め脅威が現実味を帯びてきているなかで、日本のこの緊迫感の無さはどうなんでしょうか。