◎「1億総活躍」へ工程表=TPP(環太平洋連携協定)国内対策で補正検討


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 第3次安倍改造内閣は7日夕、皇居での認証式を経て発足した。
 安倍晋三首相は首相官邸で記者会見し、第3次改造内閣を「未来へ挑戦する内閣」と位置付けた。その上で、政権が新たな課題として取り組む「1億総活躍社会」実現に向け、年内に具体策の第1弾を打ち出す考えを表明した。また、環太平洋連携協定(TPP)に伴う補正予算編成を検討する考えも示した。

 首相は会見で、「これからも経済最優先、GDP(国内総生産)600兆円を目指す経済政策を一層強化しなければならない」との政権運営方針を改めて強調した。

 新設する1億総活躍担当相には、第2次政権発足当初から官房副長官として首相を支えた加藤勝信氏(59)を起用。
 首相は「1億総活躍社会」に関し、「年内のできるだけ早い時期に、緊急に実施する対策を策定し、直ちに実行に移す」と強調。加藤担当相の下に国民会議を設置し、具体的な行程表である「日本1億総活躍プラン」を取りまとめる考えを示した。

 首相は大筋合意したTPPに関し、国内対策に万全の措置を講じる方針を重ねて表明。それに伴う補正予算編成について、国内の農林水産業への影響を精査する意向を明らかにした上で、「必要な予算は、さまざまな観点から今後検討を進めていく」と述べた。 
時事通信



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※河野太郎議員の「国家公安委員長-防災担当相 兼 行政改革担当相」起用にはいろいろ思惑がありそうですね。つい深読みしてしまいそうです。

【脱原発】を前面に出していたブログを”メンテナンス中”として非公開にした河野太郎氏(右)