「中国政府主導のコメントのアルバイト集団「五毛党」の規模が1000万人を超える」
‐米国自由アジア放送(RFA)2015年4月‐

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 RFAは中国共産党傘下の青年組織、中国共産主義青年団(共青団)が作成したと思われる 「各省青年網絡文明志願者隊 伍建設任務分配参考表」 を引用して五毛党の規模を報道。 

 2014年末の中国のインターネットユーザーが6億5000万人と言われているので、約64人に1人が五毛党ということになります。

五毛党
5kaku 中国政府のためにインターネット上の世論を作る御用評論家。 文章を1本アップするたびに5毛を受けとることから出てきた用語。(5毛=5角)

 日本でもかなりまえから通称”ピックル(ピットクルー)”と呼ばれるネット掲示板などの工作バイトがいたり、電通が企業向けにネット工作、監視のビジネスモデルを提供し事業化したというのはありますが、国を挙げてここまでやるというのも中国ならでは。
 
●中国のお金【钱 (qián)】 
 →発音:日本語で「遅延?」みたいな感じでしょうか。

 1块=10毛=100分(話し言葉) /1元=10角=100分(書き言葉)
 
 人民元を現在のレート約20円として日本円に換算すると、
 1毛(máo:)=1角=1/10元=2円
 →5毛=1/2元=10円
1kaku [右は1角紙幣]

<中国都市部の物価>
・バス 約4.5円~
・地下鉄 約40円(北京)、60円~(上海)
・タクシー 約200~250円
・米 約120円/㎏
・食用油 約150円/L

 ※中国政府の意向に沿ったコメントを1つ書けば、バスで往復するくらいは出来そうですが、こうやって必死にコメントを書くことで若年層の洗脳がますます進んでいくことになるのでしょう。

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”5毛でいい、6毛は要らない”