産地偽装

 福岡県みやま市などが出資する第3セクター「道の駅みやま」は3日、同市瀬高町の同道の駅で地元産として販売したニンニクの一部が中国産だったと発表した。納入したのは地元の生産者の男性(75)で、市と3セクは損害賠償請求などを検討している。

 3セクによると、男性は2018年7月から今年7月まで、「みやま市産」のシールを貼ったビニール袋に、熊本県内の業者から購入した中国産ニンニクを詰めていた。1袋1~3個入りで、計2687袋(総額42万7320円)が販売された。

中国産と国産ニンニクの見分け方
中国産と国産ニンニク(福地ホワイト)の見分け方

 今年7月27日、男性のニンニクについて別の生産者から問い合わせを受けた3セクが問い合わせたところ、男性は「知人から購入した」と回答。調査の結果、偽装が判明した。男性は事実関係を認め、謝罪したという。

 市役所で記者会見した3セクの江崎満宏社長は「道の駅の商品に対する信用を失う事態であり、深く反省している。再発防止に取り組む」と述べた。男性のニンニク購入者には返金に応じる。
讀賣新聞オンライン 2020年8月4日 

中国産ニンジン

 ◇中国産ニンジン、輸入に検査命令…基準値を上回る農薬

 厚生労働省は15日、輸入された中国産のニンジンから基準値を上回る農薬「トリアジメノール」が相次いで検出されたとして、食品衛生法に基づく検査命令を出した。今後、中国産のニンジン(加工品を含む)を輸入する際には、農薬の残留検査が義務づけられる。


 同省によると、今月に入り、輸入された生鮮ニンジンから基準値(0・1ppm)を超えるトリアジメノールを検出した事例が2例見つかった。一部はすでに流通しているが、人体の健康に影響はないという。
讀賣新聞オンライン 2020年6月15日

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